このPCへのアクセスはセキュリティ上の理由でブロックされています。~ 慌てて操作してはいけません
昨日、Google Play Consoleから指摘されたエラーをネットで調べていた際、パソコン画面が上記の表示でロックされてしまいました。久しぶりにこのような画面に遭遇しました。Windows Defenderを語った偽情報です。
google検索の結果表示では、至って普通のサイトに見えました。しかし怪しいサイトを見るならともかく、プログラム系のジャンルで検索しても出てくるところがやっかいです。
さて、どうすれば良いのでしょうか。今回行った対応を紹介します。
1.絶対に電話はしない
画面上には連絡先の電話番号が記されていますが、絶対に電話してはいけません。金銭の要求や、遠隔操作ソフトをインストールさせられるなど、重大な損失を被る可能性があります。
とはいえ、パソコンを復旧しなければなりません。ここで、ロックが掛かったように見える画面を何とか操作しようと、キーボードやマウスで操作を試みるのも危険です。ボタンが間違って押されてしまったりすると、プログラムがダウンロードされて実行するなどの重大事故になるかもしれません。
まずは、落ち着いてください。確かに異常を告げる音声が流れていると落ち着けないかもしれませんが、音量を下げるなどの対策をしましょう。
2.タスク一覧からブラウザを強制終了させる
キーボードで、「Ctrl」「Alt」「Del」のキーを同時押しします。すると、セキュリティオプションのメニューが出てきます。そのメニューの中にある「タスクマネージャー」を選択します。
そして、今回の偽情報を表示したブラウザを選択します。上の例ではMicrosoft Edgeですが、Goole Chromeの場合は、そちらを選んでください。その後で「タスクの終了」を押します。
これで、偽情報が消えます。通常はうまくいくと思います。
ところが、私の場合はうまくいきませんでした。そこで、以下の方法を取りました。
3.サインアウトしてサインイン後、ブラウザのタブを閉じる
再び、「Ctrl」「Alt」「Del」を押してセキュリティオプションを表示し、今度は「サインアウト」を選択しました。一度サインアウトしますので、再度サインインします。
ブラウザを立ち上げ(復元された場合は必要なし)、前回の表示タブが復元されているので、偽情報のタブを終了させます。これで、偽情報は出なくなりました。
今回はこのように対応しましたが、パターンにより臨機応変に対応が必要となるかもしれません。
4.どうしようもない時。。。電源を切ろう!
パソコンに詳しくないので対処できない!って人は、パソコンの電源を切りましょう!。電源ボタンを長押しすれば、パソコンの電源が切れます。そして、パソコンに詳しい人に対処をしてもらいましょう。慌てて指示されるまま行動を起こすことが一番危険です。
このようなことが起こると必要以上に心配になるかもしれませんが、本当にパソコンがロックされて金銭を支払わないとロックが解除できないなんて事案には、滅多に遭うことないがないでしょう。WindowsにはDefenderがあって、パソコンを守ってくれています。
だからと言って、まったくの無防備も困ります。普段からバックアップを忘れずに行いましょう。