WinMerge ~ 2つのテキストファイルの比較に便利

2019年3月12日

プログラムの修正を行っていると、修正点が多くなって、どこを直したのかを見失うことがあります。そういう場合は、修正前のソースと修正後のソースをツールで比較させて、修正箇所を抽出すると良いでしょう。

2つのテキストファイルを比較するツールは、一般的に「diff」と呼ばれています。その中で私が愛用しているツールは「WinMerge」というツールで、とても使いやすいので簡単に紹介します。

1.WinMergeのダウンロード

WinMergeは、以下のリンクから行うと良いでしょう。

2.比較する2つのテキストファイルをWinMergeへドロップする

WinMergeに2つの比較するテキストファイルを指定する方法ですが、上図のように「ファイル」「開く」でファイルを指定しても良いですが、エクスプローラーで比較するテキストファイルを選択してWinMergeへドラッグ&ドロップする方が手っ取り早いです。

それでは、修正と追加の例を「さっぽろ周辺マップ」の温泉管理データで紹介します。

3.修正点の確認

上下矢印のアイコンで修正点へ移動できます。上図のように、修正された部分が分かりやすく表示されます。左右の矢印アイコンを使うと、相違点の内容を矢印のテキストファイルへ反映させることもできます。

4.追加点の確認

追加された部分も色分けされて良く分かります。削除でも同様です。

5.WinMergeを使って効率的なプログラミングをしよう

今回の例はデータでしたが、プログラムソースも修正点を確認したい場合が良く起きます。もちろん、開発環境や履歴管理ツールでも分かる場合がありますが、WinMergeも使いやすいので利用してみてはいかがでしょうか。