Windows Updateに失敗する ~ Windows10の修復インストール
今、使っているノートブックのWindowsバージョンが、サポート範囲外になりました。
Windows Updateのメジャーなアップデートは作業の中断になることも多く、後回しにしてしまいがちです。また、思い切ってアップデートさせたもののエラーで終わることもあり、私もエラーを放置していました。しかし、サポート範囲外では、そのまま使うわけにいきません。
上画像が、Windows Updateの状態です。ここで「更新プログラムのチェック」を押しても、再び同じ画面に戻ります。この状態から変わらなくなってしまいました。なぜかDefenderのアップデートだけは実行できます。
このまま放置するのは危険なので、アップデートをすることにしました。
1.Windows Updateに失敗した場合の対処
Windows Updateに失敗した場合は、Microsoftのサイトに対処方法が載っています。WindowsヘルプからWindows Updateを検索して対処してみてください。
また、以下のサイト様が分かりやすいのでおすすめです。
個人的にはSSUの手動実行で何とかなると思っていたのですが、駄目でした。結局、示された手順ではWindows Updateを実行できませんでした。
その他にもネット上で見つかる対処方法をいろいろやってみましたが、どれもがうまくいきません。
最悪はノートブックを工場出荷時状態まで初期化する必要がありますが、その前に「修復インストール」を行うことにします。
2.修復インストールを実行する
Windowsの修復インストールでは、Windows の設定、個人用ファイル、アプリケーションが引き継がれるとあります。しかし、Windowsの再インストールになるので、何が起こるか分かりません。大事なファイルは退避しましょう。私は、google driveへ退避させました。
それでは、修復インストールの画面を使って手順を説明します。
Windows10のダウンロード
以下のリンクから、Windows10のセットアップファイルをダウンロードします
「ツールを今すぐダウンロード」をクリックしてダウンロードします。
セットアップファイルを実行する
ダウンロードが終了したら、セットアップファイルを実行します。
準備が完了するまで待ちます。途中で以下の画面が出るので、承認します。
準備が完了すると、以下の画面が表示されます。
「このPCを今すぐアップグレードする」を選択してください。そして「次へ」をクリックします。
Windows10のダウンロードが開始されます。終了まで待ちましょう。
ダウンロードが終了すると、検証画面が表示されます。
進捗が100%になるまでに、いくつかの処理画面が表示されます。
更新プログラムがダウンロードされます。
途中で以下の画面が表示されました。「同意する」をクリックします。
更新プログラムのダウンロードが継続します。
更新プログラムのダウンロードが終了すると、以下の画面が表示されます。
インストールの準備が完了します。個人用ファイルとアプリが引き継ぐことを確認して、「インストール」をクリックします。
以降は、画面が全画面になり、Windowsインストールの画面が表示されます。進捗状況が出ますので、気長に終了を待ちましょう。
3.修復インストール結果
再起動後、デスクトップ画面が無事表示されました。Windowsのバージョンを確認してみると、最新バージョンへアップデートされています。こんなにスムーズに事が運ぶとは思っていませんでした。修復インストール以前の作業は何だったのかという感想です。
ユーザー環境や、アプリケーションのインストール状況も変わりません。
このように、修復インストールは有効な方法であることが分かりました。確かに作業時間が1日ほど掛かる欠点はありますが、どうしてもWindows Updateができない時は試してみてください。