紅葉の名所 利根別自然休養林
私が野幌森林公園と並んで好きな森が、利根別自然休養林です。利根別自然休養林は、岩見沢市の市街に隣接して、いわみざわ公園や北海道グリーンランド、キャンプ場にも隣接しているにも関わらず、自然がとても豊かなのです。
利根別自然休養林は、利根別自然公園として整備されています。遊歩道も整備されていますので、ぜひとも歩いてみたくなるなる場所です。
それでは、紹介しましょう。
1.利根別自然公園
利根別自然休養林の入り口には大正池というため池があります。この周囲が利根別自然公園として整備されています。
駐車スペースの先に利根別原生林ウォーキングセンターがあるので、まずは立ち寄って、森の状況を確認すると良いでしょう。
大正池の周辺は、水芭蕉などの野花や鳥の観察ができます。ただし、大正池はため池なので、池そのものでは楽しめません。
入口から少し進むと広場があります。ここはキャンプ場なのですが、駐車場から離れているせいか、利用する人はとても少ないです。また、ヒグマの出没により閉鎖になる場合もあります。利用する場合は、ウォーキングセンターで手続きをします。利用は無料ですが、寂しくても平気な人向けの上級者用のキャンプ地です。(心霊スポットでもありますので、飲んで騒いではやめた方が良いです)
2.3つの遊歩道
利根別自然休養林には、3つの遊歩道があります。
樹木観察コース
野鳥観察・眺望コース
水と緑と歴史をめぐるコース
最初に「樹木観察コース」に入り、次に「野鳥観察・眺望コース」に入って時計回りで自然林を一周すると良いでしょう。「水と緑と歴史をめぐるコース」も復活しました(金志の三又路から南へ行く道は不通)。こちらは歩く人も少なく、利根別自然休養林に慣れてから行くと良いでしょう。
野幌森林公園との違いは、コースに起伏があることです。最高点でも141mほどしかありませんが、変化に富んだ地形を楽しめます。ただ、面積は野幌森林公園の方がずっと広いです。
森の中にはエゾフクロウがいます。ちょっと昔には、樹木観察コースに定着しているエゾフクロウがいました。今はいないようですが、森の中のどこかにはいるので、注意して歩くと良いでしょう。周囲にため池が点在するので、鳥の種類は豊富です。
3.紅葉がとてもきれい
春の新緑の時期も楽しめますが、秋の紅葉がとてもきれいです。特にカエデ類の紅葉がすばらしいです。紅葉は赤が人気ですが、イタヤカエデの黄色もきれいです。遠くの紅葉の名所に行かなくても十分楽しめますよ。
4.アクセス
利根別自然休養林への入り口は、少し分かりにくいです。札幌からでは、国道12号を旭川方向へ進み、岩見沢市街に入って国道234号線に入る交差点を過ぎて、次の交差点を右に入ります(駅前通り)。しばらく進んで行くと、利根別原生林の入り口案内があるので、そこを左へ曲がって進みます。高速道路を渡ると、利根別自然公園の駐車場です。