白川市民の森
「JSMAP2地図」地図アプリ「さっぽろ周辺マップ ライト3」で利用できます。
人口200万弱を抱える札幌は、意外にも自然が豊かな都市でもあります。その札幌近郊には、市民が気軽に散策できる「市民の森」が用意されています。そして市民の森の中で最大の面積を誇るのが、「白川市民の森」です。
1.白川市民の森までの道
市民の森の中で最大の面積を持つ白川市民の森ですが、札幌市民にはあまり知られていない場所にあります。行き方は、石山市街から豊平川左岸にある市道石山線に入り、北方自然教育園から北側の山道に入ります。ここは見落としやすいので、事前にストリートビューなどで確認しておきましょう。
細い道を進んでいくと駐車場があります。スペースは広くありませんが、来る人が少ないので困ることは少ないでしょう。
2.青山と遊歩道
白川市民の森には、遊歩道が網の目のように張り巡らされています。要所には番号が付けられているので、その番号を目標に進むと良いでしょう。最高点は19番の青山で、標高は530mと藻岩山とほぼ同じ高さです。しかし、山頂はコブの一つに過ぎず、後ろに控える砥石山への稜線の一部といった感じです。
展望はあまり良いとは言えません。藤野方面が良いですが、やはり森自体を楽しむのが良いでしょう。
3.ベストな時期は?
春の野花と秋の紅葉の時期がおすすめです。標高が低いので、夏はあまり適しません。また、冬はスノーシューなどが楽しめますが、道や駐車スペースが狭いので、無理をしない方が良いでしょう。
4.白川市民の森の地図/行動ログ
白川市民の森へ行く時の地図ですが、スマートフォン用のYAMAPアプリを使うと良いでしょう。
地図だけでなく、登った時のログも取れますから一石二鳥です。
YAMAPで白川市民の森専用の地図はないですが、砥石山用の地図を使うと良いでしょう。
使い方は、以下の投稿を参考にしてください。
5.白川市民の森のKML形式地図を作ってみた
kunimiyasoftのGISアプリ「JSMAP2」でも、白川市民の森の地図を作ってみました。KML形式(圧縮しているのでKMZ)の地図なので、GarminのGPSで使用できます。
(砥石山の地図と共通になっていますので、既にダウンロードした方は必要ありません)
白川市民の森の地図 ※クリックでダウンロードされます。
KML形式なので、Google Earthでも表示できます。また、GarminのGPSで使う場合は、以下の記事を参考にしてください。
6.静かなハイキングにおすすめ
白川市民の森は知名度が低いおかげで、静かな山歩きができます。秋の小春日和の日にゆっくりと歩くと気持ちが良いでしょう。しかし、ここもヒグマが出没するエリアなので、鈴などの対策を怠らないようにしてください。