札幌市電に乗ろう!

2018年7月4日

「JSMAP2地図」地図アプリ「さっぽろ周辺マップ ライト3」で利用できます。

札幌周辺マップには今までも市電ルートが入っていたのですが、色が薄くてよくわからなかったので、黒の点線に変更しました。札幌市電は、路線がループ化されて便利になりました。そこで、札幌市電について紹介します。

1.札幌市電の概要

出典:Wikimedia Commons A1200形 ポラリス

1909年に開通した札幌市電は、東西南北に広がって札幌市民の足として活躍しましたが、自動車交通の発達から中央区の路線を残すのみになりました。しかし、始発駅と終着駅が近かったことから、双方を繋げて2015年にループ化されました

ループ化により、山手線のように内回りと外回りができました。利便性が向上した上に最新型の低床型車両も加わり、見直されてきています。そして最近は、更なる延長も検討されています。

利用料金が大人200円の均一料金(2024年11月まで)なので、速度こそ遅いですがリーズナブルです。支払いは現金だけでなくSAPICAやKitaca、Suicaなどが使えて、地下鉄同様に便利です。

ラッシュ時には3分ほどの運転間隔になり、それ以外の時間帯でも7~8分の間隔で運転されています。札幌は交通に恵まれていますね。

2.超低床式車両の導入

出典:Wikimedia Commons 1100形 シリウス

札幌市電にも超低床形の車両が増えてきました。2013年にA1200形ポラリスが登場し、2018年には最新の1100形シリウスが登場しました。

レガシーな乗り物のイメージが強い路面電車ですが、今も最先端を行く乗り物として活躍しています。

3.路線上にある観光名所は

すすきのを通る市電ですが、やはり藻岩山方面への利用が主な目的になります。藻岩山ではロープウェイ口近くまで行くことができますし、札幌中央図書館に行く場合も便利です。

4.貸し切りができる!

なんと、札幌市電は貸し切りができます。1周で18,340円(2024/11月まで:低床車両ポラリスは少し高い)なので、人数が揃えばお手頃な金額ではないでしょうか。座席は25人分位です(車両により異なる)。

詳しくは、確認を取ってください。新型コロナにより仕様が変わりました。

5.冬を告げるササラ電車

竹の先に切り込みを入れたササラをローラーに付けて除雪するササラ電車が冬に活躍します。冬がやってくる前にササラの取り付け作業を行うので、冬の訪れを告げる風物詩として北海道では定着しています。

除雪車も年季が入っていますが、これからもずっとこのタイプで続いて欲しいです。

6.札幌市交通局

札幌市電は札幌市交通局が運営しています。札幌市交通局は地下鉄も運用しています。

ぜひ、利用してみましょう。