十勝にある3つの展望台をご紹介 ～ 十勝が丘展望台、忠類丸山展望台、神居山展望台

2020年9月4日2024年10月13日

これまでにも、清水丸山展望台や士幌高原ヌプカの里、新嵐山、一本山、新得山などの十勝にある展望台を紹介してきました。今回は、一挙に「十勝が丘展望台」「丸山展望台」「神居山展望台」の3つの展望台を紹介します。

十勝が丘展望台 (音更町)

「JSMAP2地図」地図アプリ「さっぽろ周辺マップ　ライト３」で利用できます。

十勝が丘展望台は、今回紹介する展望台では一番知名度が高い、音更町にある展望台です。十勝川温泉の背後にあるので、観光客も良くやってきます。

展望台では、夏季の週末にカフェがオープンしている時があります。しかし、いつもやっているわけではないので、 要確認です。

展望台からは、帯広市方向の十勝平野が良く見えて、屏風のように連なる日高山脈の眺めが秀逸です。

一般的に展望台のあるところが「十勝が丘」と知られていますが、実は十勝が丘はさらに進んだ先のテレビ塔が林立する場所が本当の場所です。その本当の十勝が丘にもコンクリート製の展望台がありました。

展望はそれほど良くなくて、今の展望台の方がずっと眺めが良いです。

十勝川温泉に寄った際は、ぜひ十勝が丘にも行ってみてください。

十勝が丘公園

十勝が丘の登り口に、十勝が丘公園があります。ここは斜面に作られた広大な公園で、大きな花時計(ハナック)や遊具、売店などがあり、家族連れにおすすめな公園です。

また公園内には足湯の施設もあり、手軽にモール温泉の良さを体感できます。※開設時期は要確認
動画も作りました。https://youtu.be/1U7t75Vdl2o

冬に「彩凛華」というイベントも行われます。コンピュータ制御された光と音のショーは幻想的で、寒さを忘れて見入ってしまうでしょう。

道の駅　ガーデンスパ十勝川温泉

十勝川温泉に道の駅ができました。今まで日帰りで寛げる場所が少なかった十勝川温泉ですが、これからはゆっくりと温泉、食事、買い物などを楽しむことができます。

ただし、温泉は水着の着用が必要で、少し残念です。

丸山展望台 (幕別町忠類)

更別町から忠類へ向かうと、左手に小高い山が見えてきます。それが丸山で、頂上に丸山展望台があります。入口が分かりずらいので訪れる人は少ないですが、とても眺めが良い展望台です。

展望台には櫓があって、その上から素晴らしい景色が広がります。忠類の市街が眼下に見えるだけでなく、天気が良ければ海も見えます。また、日高山脈の連なりも素晴らしいです。

山頂までの狭くて急な道には十分注意してください。頂上には駐車スペースが十分にあります。春に行くとカタクリも咲いているのでおすすめです。

神居山展望台 (本別町)

神居山展望台は、本別市街の東側にあります。本別町の東側には義経山などの低い山が連なっていて、遊歩道が付いています。 その中にある神居山展望台も、車では行けないので歩いて行く必要があります。

神居山展望台へ行くには、本別公園から行く方法と、道の駅から行く方法があります。私は道の駅に車を置いて展望台へ向かいました。少し急な遊歩道なので、ゆっくりと登りましょう。

稜線に出てからは、稜線に沿って進みます。ほどなく白いコンクリートでできた展望台が現れます。できてから時間が経っているように見受けられますが、しっかりとした作りです。

眼下に本別市街が広がります。そして、背景にある山並みが素晴らしいです(写真では残念ながら見えません)。然別の山々からウペペサンケ山、ニペソツ山まで眺められます。ここから東大雪の山が見えるなんて意外です。

稜線沿いに道は続き、進んだ先に諏訪山があります。ここには諏訪神社跡があります。昔は建物があったようですが、今は祠？があるのみです。詳しくは分かりませんが、由緒ある神社だったようです。

さらに稜線沿いに道が付いていますが、この先は危険個所もあるようなのでやめた方が良いでしょう。

せっかく本別町まで来たのなら、本別公園に寄りましょう。とても整備された公園で、キャンプ場も用意されています。また、弁慶洞や義経山へのハイキングコースもあります(通行止めになっている場合も多いので要確認)。

知られていない観光資源を活用しよう！

昔せっかく作ったのに、活用されずに廃墟になった施設はたくさんあります。そして、現役ではあるものの、ほとんど使われていないという施設も少なくありません。

そんな施設を有効活用すれば、お金をあまり使わずに観光資源として利用できると思います。今回紹介した展望台も、もっと人が集まって欲しいです。ぜひ、行ってみてください。