本州での氷上ワカサギ釣り ~ 解放感と冬を感じる釣りが魅力です!
前回は北海道の氷上ワカサギ釣り場を紹介しましたが、本州でも氷上のワカサギ釣りができる場所があります。今回、地図アプリケーション「日本周遊マップ」に氷上ワカサギ釣りポイントを加えましたので、ご紹介します。
1.長野県 松原湖
松原湖は、八ヶ岳の東側に位置する小さな湖です。西暦888年頃に硫黄岳周辺が大崩壊し(噴火だと言われていたが、諸説あり)、大月川に大量の岩石が流れ込んだことで出来ました。昔は大きな湖だったようですが、今ではほとんど残っておらず、松原湖など、わずかに面影があるだけです。
松原湖は、清里周辺の標高の高い高原にあるので、冬に凍結します。そのため、ワカサギの氷上釣りができます。周辺にはスキー場もありますから、合わせて楽しむのも良いでしょう。
2.群馬県 赤城大沼
赤城山の山頂部はカルデラになっていて、底の部分が赤城大沼という湖になっています。こちらも標高が高いため、湖面が凍り、ワカサギの氷上釣りができます。
令和3年は中止となりますが、毎年、赤城山雪まつりが行われるので、合わせて楽しむのも良いでしょう。
3.福島県 桧原湖
桧原湖は、磐梯山の噴火で発生した岩屑なだれが谷を堰き止めてできた湖です。湖面標高が822mの高所にあるので、冬は結氷してワカサギの氷上釣りができます。
ワカサギ釣り施設が充実しています。自分好みの施設を選ぶと良いでしょう。
4.岩手県 岩洞湖
岩洞湖は、本州有数のアメダス寒冷ポイント、岩手県薮川にあります。そのため冬は結氷して、氷上ワカサギ釣りのメッカとなっています。
岩洞湖漁業協同組合のオフィシャルブログに、釣り場と状況が詳しく掲載されていますので、ぜひご覧になってください。
6.氷の状態に注意して楽しいワカサギ釣りをしよう!
本州でのワカサギ釣りは、ワカサギ船に乗って釣る場合が多いです。その釣りも快適で良いのですが、氷上釣りも開放的で周りが雪景色なことから冬を身近に感じられます。ぜひ、氷上釣りにもチャレンジしましょう。
また、地球温暖化の影響で、湖に張る氷の厚さが十分にならないことが多くなりました。今回も榛名湖の氷上釣りを加えようと思いましたが、近年は氷の厚さが不十分なこともあるため、見送りました。
北海道でも、管理していない湖でワカサギ釣りをして、氷が割れ、水中に落ちる事故が起きています。指定された場所以外には踏み入れないように注意して、楽しいワカサギの氷上釣りを楽しんでください。
私の別サイト「kunimiyasoft アイテムセンター」で、ワカサギ釣り道具の紹介をしています。よろしかったらどうぞ。
今回は氷上のワカサギ釣りを紹介しましたが、山梨県の山中湖と河口湖では、ドーム船を使ったワカサギ釣りができます。ドーム船の内部は暖かく、トイレも用意されているので、初心者でも快適にワカサギ釣りが楽しめます。