新潟県の観光名所をご紹介 ~ 日本周遊マップ ver 2.715登録
地図アプリケーション「日本周遊マップ」のver 2.715を登録しました。今回は、新潟県特集です。新潟県には、どんな名所があるのでしょうか。見ていきましょう。
1.新潟県の観光名所
新潟県は、都道府県で5番目に広い面積を誇ります。そのため、観光名所自体は多くあるのですが、超有名な箇所は意外と少ないです。確かに、尾瀬や北アルプスも含まれているのですが、新潟県側はあまり観光地化された場所がありません。
そこで、新潟県ならではの観光地を選んでみると、妙高山が一番だと思います。妙高山は、複式火山で、中央火口丘の溶岩ドームが岩の要塞のようで迫力があります。そして、登山だけの利用だけに留まらず、スキー場や温泉などによる観光も盛んです。
また、妙高山自体は火山活動が落ち着いていますが、付近の焼山など、今なお火山活動が活発な山があります。過去にはカルデラができたり山体崩壊が起きており、とても複雑な地形をした山域です。それが、他にはない魅力となっています。
清津峡は、日本三大峡谷の一つにも選ばれている、深い峡谷です。見ると柱状節理が顕著で、谷底いっぱいに川が流れています。これでは、人の侵入を拒む秘境のように見えます。
しかし、清津峡には「清津峡渓谷トンネル」が谷の斜面に掘られていて、その所々から峡谷を眺められるようになっています。そのトンネル内には、床に水を張って峡谷が映り込む仕掛けなどがあり、観光客を楽しませる工夫が施されています。このように、単なるトンネルではなく観光トンネルであるため、有料の施設です。
親不知は、北アルプスが日本海に落ち込む、断崖絶壁を成す海岸です。写真のように、人が通るのでさえ厳しい難所であり、ここに道路や鉄道を通すのは困難を極めました。今も国道は、険しい斜面に沿って付けられています。しかし、鉄道や高速道路は、トンネルで抜けたり、海岸線の高架橋で通るようになっています。
新しく掘り直したことによる廃止トンネルも多く、それらを見ながら難所の移り変わりを観光してみてはいかがでしょうか。
2.新潟県の温泉
新潟県の温泉と言えば、越後湯沢が何といっても有名です。スキー場と温泉が合わさったリゾート地は、今も多くの人で賑わいます。
また、妙高山周辺は温泉の宝庫です。赤倉温泉をはじめ温泉地がとても多く、野湯のマークも各所に見受けられます。これだけ温泉マークが確認できる火山も少ないのではないでしょうか。
個人的には、越後平野部にある岩室温泉に興味を持ちました。平野の海岸部に弥彦山などの低山が突然連なっていて、そこに温泉街が点在しています。どうしてここにという感じですが、アクセスの良さから奥座敷として栄えたようです。
3.新潟県の滝
新潟県で日本の滝100選に選ばれた滝は、苗名滝、惣滝、鈴ヶ滝です。前2者は妙高山周辺にあり、他にも周辺に不動滝などの滝が多くあります。これは、先ほど紹介したように、妙高山の複雑な地形に由来します。
苗名滝は、大量の水が直に滝つぼへ落ちる正統派で豪快な滝です。まさに新潟県を代表する名瀑と言えるのではないでしょうか。上流部にも二ノ滝、三ノ滝、四ノ滝がありますが、現在は通行止めになっているようです。でも、苗名滝だけでも十分見応えがあります。
惣滝は、妙高山の外輪山の一角が崩れた場所にある、険しい地形にある滝です。地図で見ると周辺は滝だらけで、不動の滝など惣滝にも引けをとらない名瀑が目白押しです。もう、新潟県の滝は妙高山周辺に集約されている感じです。
鈴ヶ滝(写真がありません)は非火山性の朝日連峰にある滝です。滝の水が複雑な形で落ちる優雅な姿が印象的です。
4.新潟県のスキー場
豪雪地帯にある新潟県には、スキー場が実にたくさんあります。首都圏からの観光客を集めるスキー場もあれば、地元密着のスキー場もあり、スキー天国です。ぜひ、スキーに行きましょう。
5.新潟県のビジターセンター
妙高山のふもとに、妙高高原ビジターセンターがあります。いもり池のほとりに建っていて、妙高山が良く見えます。最初の写真のように、妙高山が湖面に映る姿が絶景です。
6.新潟県へ行こう!
新潟県は広大で、今回の紹介に外れた観光地も多いです。例えば、佐渡の紹介をしていませんし、八海山や飯豊山地、朝日山地など、広大なエリアの紹介もしていません。これは、私が不勉強で紹介できなかった部分もあります。そのうち、追記したいと思います。
新潟県は、米どころとして名が知られています。また、米を原料とする日本酒も素晴らしいです。ぜひ、新潟県に行って、日本の食文化の原点を楽しんでみてはいかがでしょうか。