福島県の観光名所をご案内 ~ 日本周遊マップ ver 2.69リリース
地図アプリケーション「日本周遊マップ」のver 2.69を登録しました。今回は、福島県特集です。福島県には、どんな名所があるのでしょうか。見ていきましょう。
1.福島県の観光名所
福島県の観光名所と言えば、磐梯山や猪苗代湖、桧原湖の周辺です。また、吾妻山は福島市から近くて、火山の荒々しさを手軽に味わえる場所としておすすめです。
私的には、江戸時代に栃木県日光市から会津若松市を結んでいた「会津西街道」沿いに興味を持ちました。険しい地形に沿った会津西街道が、昔は重要な道だったとは不思議な感じです。
大内宿は、会津西街道の宿場町だった場所で、当時の姿が良く残っています。そして今も、観光地として多くの人がやってきます。これだけ江戸時代の街並みが残っている観光地も少ないでしょう。
会津西街道沿いには、塔のへつりという名所もあります。 へつりというと沢登りで岩の側面にしがみついて進むことを言いますが、塔のへつりは岩の側面がくり貫かれて道が作られており、普通に歩くことができます。また、黒部の水平歩道のように、踏み外したら命がないというわけではなく、安全です。
阿武隈山地は、非火山性で、なだらかな山地です。その山中にあぶくま洞という鍾乳洞があります。写真のとおり、石灰岩の山に鍾乳洞があり、観光地化されています。
あぶくま洞の内部はライトアップされていて、幻想的な景色が広がります。鍾乳洞が怖い方もいらっしゃると思いますが、あぶくま洞は整備が行き届いているので安心でしょう。
2.福島県の温泉
安達太良山のふもとに、くろがね小屋という山小屋があります。くろがね小屋は、単なる山小屋ではなくて、温泉があります。その温泉は、火山である安達太良山の恩恵を受けた、素晴らしい硫黄泉です。これだけ新鮮な温泉はなかなかありませんから、ぜひ入ってみてください。
会津西街道沿いにも、温泉が多くあります。また、只見線沿いや吾妻山、いわき湯本など、温泉地がたくさんあります。福島県も温泉が本当に多いですね。
3.福島県の滝
福島県には、三条の滝、白糸の滝、七ツ滝の3滝が、日本の滝100選に選ばれています。その中でも三条の滝は、福島県だけに留まらず、日本を代表する滝の一つとして知られています。
尾瀬で集まった水は只見川として下り、その途中で三条の滝となり落下します。落差100m、幅30mという規模は日本有数で、水量も本来は大量です。しかし、尾瀬沼で発電用に水が取られてしまうので、本来の水量を楽しむには春先などに限られます。
山中深い場所にあるので行くのは大変ですが、ぜひ見ておきたい名瀑です。
4.福島県のスキー場
福島県にあるスキー場は、磐梯山周辺に多いです。また、南会津にも多くあります。南会津はアクセスが不便そうに見えますが、首都圏からの会津鉄道乗り入れ列車があるため、意外と便利です。ぜひ、雪質を求めて行ってみましょう。
5.福島県のビジターセンター
福島県には、尾瀬沼ビジターセンター、裏磐梯ビジターセンター、浄土平ビジターセンターがあります。
尾瀬沼ビジターセンター
尾瀬沼ビジターセンターは、尾瀬沼のほとりにあります。もう群馬県との県境ですが、わずかに福島県側にあります。
尾瀬の入口としてぜひ立ち寄りたいですし、下山場所とした場合も、行かなかった場所をビデオで見ると良いでしょう。
裏磐梯ビジターセンター
裏磐梯ビジターセンターは、桧原湖をはじめ、堰止湖が数多くあるエリアの中にあります。磐梯山を観光するときは、ぜひ立ち寄りましょう。
浄土平ビジターセンター
浄土平は、吾妻山系の一切経山の東側に広がる平地です。東側には火口が特徴的な吾妻小富士があり、西には噴気がある一切経山があって、火山を身近に観察できる場所です。
その浄土平に、浄土平ビジターセンターがあります。ぜひ立ち寄って、火山の成り立ちについて学びましょう。
6.福島県へ行こう!
福島県には見どころがたくさんありました。まだ復興の最中で先が長い福島県ですが、ぜひ行って復興の手助けをしたいですね。