Raspberry Pi 500が発売される ~ キーボード一体化パソコン
Raspberry Pi 5が発売されて久しいですが、キーボード一体化パソコンとして発売されていたRaspberry Pi 400をRaspberry Pi 5ベースにしたRaspberry Pi 500が発売されます。Raspberry Pi 5はRaspberry Pi 4よりも数倍性能がアップした(漠然とした言い方ですが)のですから、Raspberry Pi 500もいよいよ常用のパソコンとして使用できそうです。
しかしながら、懸念点もいくつかあります。それをちょっと述べたいと思います。
※随時、修正予定
M.2 SSDを内蔵できない
Raspberry Pi 500を常用のパソコンとして使うには、ストレージにM.2 SSDを使いたいです。それは、SDカードでは速度が発揮できない点も大きいですが、何といってもSDカードの信頼性の低さが個人的に嫌です。今、記述で使っているノートPCに128GBのSDカードを装着していますが、膨大な地図データを使った時に何度も壊れて修復が必要になりました。仮に高価なSDカードを使っても、やはりSSDほどの信頼性はないと思います。
そして残念なところは、Raspberry Pi 500の基板にはM.2 SSDを装着できるスペースが確保されているように見えることです。ここまで用意して付けなかったということは、将来的にスロットが付いた製品が出るのではと考えてしまいます。確かにM.2 SSDを付けると格安PCではなくなってしまいますが、スロットは用意するべきだったと思います。
価格
Raspberry Pi 500の値段は、Raspberry Pi 400から20ドル?上がって、90ドルになりました。これはお安いかもと一瞬思いますが、日本語配列キーボードというカスタマイズがあるにせよ、日本語版では2万円を超えてしまいそうです。
2万円だと、中古のノートパソコンを買った方が幸せになれそうです。Raspberry Pi 500に合わせて15.6インチのディスプレイも発売されますが、Raspberry Pi 500を超える100ドルの価格です。私だったら4万円出すくらいなら、3万円程度のノートパソコンをフリーマーケットで購入を考えちゃいます。中古だけど、ずっと性能が良くてSSDも搭載されているノートPCを購入できると思います。
このように、Raspberry Piへの愛がないと、Raspberry Pi 500の購入は難しいですね。
しばらくは様子見か
このように、Raspberry Pi 500の購入は、上記の問題がある程度解決しない限り、私においては保留です。以前の記事でRaspberry Pi 5を円が戻ったら買うと言ってましたが、戻るどころか下がる一方です。Raspberry Piって貧しい国の人のために作られたパソコンなのに、どんどんかけ離れていってます。
私はこれから年金が頼りなわけですから、ホイホイとあまり使わない物の購入はできません。Raspberry Pi のZero系はこれからも購入していきます。その他、Raspberry Pi PicoやM5Stack系も使っていきます。対してRaspberry Pi 本家の方は、見守っていきたいと思います。
PS.ほんとは欲しいのです。Windowsを必要としない時にノートPCの代わりに使いたい!。g検索が元に戻ったら、買えるかもしれませんが。