Androidアプリ作成講座 1-プロジェクトを作る
これからAndroidアプリケーションを作って行きますが、1番最初に行う作業はプロジェクトの作成です。Androidのアプリを構成する部品は膨大で、自分で揃えていたら日が暮れてしまいます。
そこで、Android Studioでプロジェクトの作成を選び、アプリの雛形を自動作成してもらいます。雛形は、作るアプリの形態に合わせて数種類用意されています。
それでは、プロジェクトの作成を行ってみましょう。
1.プロジェクト選択ダイアログの表示
Android Studioを立ち上げると、ポップアップウインドウが表示されます。(既にプロジェクトが開いている場合は、プロジェクトを閉じるとポップアップウインドウが表示されます。)
ここで、赤枠の「Start a new Android Project」のボタンをクリックしてください。
2.アプリケーションの名前を設定する
プロジェクト作成のダイアログが表示されます。
まず、アプリの名前を入力します。例では、「CircleTest」としました。
次に会社ドメインの入力です。例では、私の屋号の「kunimiyasoft」を使っています。お好きな名前を入れてください。
最後に、プロジェクトを置くパスを指定します。通常はデフォルトで用意されますので、それを素直に使いましょう。もちろん、自分の好きな位置にしても良いです。
パッケージ名は変更しないこととします。
終了したら、「Next」のボタンをクリックします。
3.アプリのターゲットの設定
Androidのバージョンを選択します。これからアプリを作る時は、5.0以上を選ぶことをおすすめします。それは、Android 5.0からプログラム方法が大きく変わっているからです。
例では5.0以上を選択しました。もちろん、6.0や7.0などを選んでも構いません。
動作させるデバイスは、スマートフォンとタブレットに限定するものとします。
選択後、「Next」ボタンをクリックしてください。
4.Activityの選択
Activityを選択します。Activityは画面と考えてください。いろいろなActivityがありますが、ここではまったく描画されていない「Empty Activity」を選びます。
選択後、「Next」ボタンをクリックしてください。
5.Activityの名前を設定する
Activityの名前を設定します。デフォルトで「Main Activity」と表示されていますから、そのまま使います。
これで、プロジェクトの設定は終了です。「Finish」をクリックしましょう。
すると、プロジェクトの作成が行われます。完了するまで少し時間が掛かります。
(LIST)古典的Androidアプリ作成講座
Androidアプリ作成講座 プロローグ
Androidアプリ作成講座 1-プロジェクトを作る
Androidアプリ作成講座 2-プロジェクトを確認する
Androidアプリ作成講座 3-エミュレーター環境を作る
Androidアプリ作成講座 4-SurfaceViewクラスを作成する
Androidアプリ作成講座 5-SurfaceViewをActivityにセットする
Androidアプリ作成講座 6-SurfaceViewがイベントを受け取れるようにする
Androidアプリ作成講座 7-キャンバス上で描画する
Androidアプリ作成講座 8-円を描画する
Androidアプリ作成講座 9-デバッガを使ってみよう
Androidアプリ作成講座 10-Animationクラスを使う
Androidアプリ作成講座 11-円移動のソース