KML形式ファイルをGarmin GPSで使用する
kmlファイルをGarmin GPSへ転送する方法を以下に示します。JSMAP2で作られたkmzファイル(kml形式の圧縮形式)を利用する場合に適用されます。
1.WindowsマシンにGPS を接続する。
Garmin GPSはCustomMaps対応機種である必要があります。最近の地図表示あり機種なら問題ないと思いますが、調べてください。
2.Windowsエクスプローラーで確認する。
ドライブにGarmin機種が表示されればOKです。
3.kmzファイルを選択する
エクスプローラーでkmzファイルを選択し、クリップボードへコピーします。
4.Garmin GPS フォルダに貼り付ける
Garmin GPSドライブのCustomMaps フォルダに貼り付けてください。Custommapsフォルダが存在しない場合は、作成してください。
注意点としては、Custommapsフォルダにはファイルを1つだけ置いてください。Garmin GPS では、地図の枚数が100枚程度までと制限されているので(kmzは圧縮しているため、中に複数枚の地図が入ってます)、複数のkmzファイルを置くと制限枚数を超えてしまいます。
5.Garmin GPSで確認する
Garmin GPSをWindowsマシンから切り離し、起動します。機種やOSのバージョンにより変わってきますが、[設定]「地図」「地図情報地図選択」を選んで、転送したkmz ファイルが有効になっているかを確認してください。
以上でkmz 地図をGarmin GPS で使用できます!。
6.KML形式ファイルを作るには?
kunimiyasoftで提供しているKML形式地図は限られていますので、欲しいものがない場合も多いでしょう。そこで、国土地理院地図を使ってKML形式地図を自作すると良いでしょう。作成には「カシミール3D(SUGIMOTO Tomohikoさん作)」を使うと簡単に作成できます。以降、手順を紹介します。
作成する地図の範囲を指定する
カシミール3Dを起動したら、「編集」「選択範囲を決める」を選択します。
地図範囲を決める
範囲の左上でクリックして、右下にドラッグして範囲を決定します。
マップカッターを起動する
「ツール」「マップカッター」を選択し、サブメニューの「切り出し」を選択します。
KMLファイルの各種設定を行う
KMLファイルの設定を行います。例の地図範囲は狭いので、1ファイルのみの指定にしています。範囲が広い場合は、適当なサイズで分割します。複数の画像ができますが、圧縮されて1つのkmzファイルになるので問題ありません。
動作するか確認する
動作の確認は、上で紹介したやり方で行ってください。kmzファイルはグーグルアースでも表示できます。
7.Garmin GPSはどれを買えば良いか?
Garmin GPSのおすすめを、別サイトの「kunimiyasoftアイテムセンター」で紹介しています。よろしければどうぞ。