大きな画像を分割する時に便利なE-cutterの使い方
東京周辺マップで使用している東京地図は、540ドットの正方形をした画像ファイルの集まりで構成されています。その地図画像を作るまでには過程が複数あり、最終工程では540×17640ドットの細長い画像ファイルが40ファイルあります。(ver 0.30時点)
その細長いファイルを540ドットで分割する時に、「E-cutter」というツールを使っています。このツールがとても便利なので紹介します。
1.E_cutterの概要とダウンロード
E_cutterは、画像ファイルを縦横に分割するツールです。画像を分割するツールはいくつかありますが、私的にE_cutterが一番品質が良くて、分割条件に優れたものでした。
E_cutterの公式サポートは、以下のとおりです。
それでは、東京周辺マップでの画像分割を例に操作手順を紹介します。
2.E_cutterの操作手順
分割するファイルを選択する
E_cutterを起動したら、「ファイル」「ファイルを開く」を選択し、表示されたダイアログで分割したいファイルを選択します。すると、画面に選択した画像が表示されます。
分割サイズを指定する
「分割」「分割サイズ&オフセット設定」を選びます。
例では縦横を540ドットで指定しています。オフセットも設定できます。
ファイル命名規則設定
「分割」「ファイル命名規則」を選択します。
ファイル名に縦横の番号を付与できます。振り始めの番号を指定できるのですが、縦横同じ番号になるのが惜しいです。
保存フォルダ指定
「分割」「保存フォルダ設定」を選択します。
保存の方法もいろいろあるので、好みで選択してください。
設定を確認する
画面に、設定した内容が表示されています。例では、分割数が33個で、最後のファイルの縦サイズが360ドットになることが分かります。
設定内容に問題があったら、再度設定を行いましょう。
分割実行
「分割」「分割実行」を選択し、分割します。これで、分割の指示は終わりです。
3.まとめ
E_cutterで分割された画像ファイルの精度は高く、東京周辺マップで使用しているTileViewで使っても継ぎ目が分かりません。画像を分割する際は、ぜひE-cutterを使ってみてください。