Androidアプリケーションのレイアウトについて
地図アプリケーション「日本周遊マップ」はGoogle Playの審査を通って公開されていますが、実はレポートで警告がいくつかあります。それは使用しているライブラリの問題であったり、以下の警告もあります。
「タップ ターゲットのサイズ」
「設定」の画面における項目のサイズに問題があるようです。Androidの規約では、
「タップ ターゲットは 48 x 48 dp 以上とし、8 dp 以上の余白を設けて、情報の密度と使いやすさのバランスを取ることをおすすめします。」
とあります。とは言っても、Android Studioのリソースエディタは使いづらくって触りたくないというのがあります。しかし、いつまでも放置するわけにはいかないでしょう。できるだけコードで入力しようと思います。
対処としては、上下左右に適度な空白を用意します。
<Switch
・・・
android:paddingStart="20dp"
android:paddingLeft="20dp"
android:paddingTop="20dp"
android:paddingEnd="20dp"
android:paddingRight="20dp"
android:paddingBottom="20dp"
・・・
/>
リストしかない画面なので、paddingで空白を指定しました。各種コントロールが配置される場合は、それらの位置関係が必要なので、marginなどの指定が必要です。
さらに、区切り線を入れます。
<View
android:layout_width="fill_parent"
android:layout_height="1dp"
android:background="@android:color/darker_gray"/>
これで、リソースエディターで表示してみると、
以前よりも、分かりやすくなったと思います。サイズも大丈夫そうです。ビルドして実行してみます。
いい感じになりましたね。これで、一度登録してみます。(内部テストでの登録です)
設定画面での警告はなくなりました。しかし、Web作成でもそうだけど、Android開発は規則によるがんじがらめで、プログラム作成が楽しくないですね。やっぱり、Raspberry Piの方がいいのですが、マイナーなジャンルだけでも困るし。。悩みどころです。