札幌の水のオアシス 西岡公園

2018年6月16日

札幌ドームから南に進み、羊ヶ丘を過ぎて更に南へ進むと西岡公園があります。そこには大きな水源池があり、他の公園とは違ったそのままの自然が残る自然公園になっています。

これほど手軽に自然と触れられる公園は少ないので、その魅力を紹介しましょう。

1.西岡公園について

西岡水源池

西岡公園は、豊平区にある西岡水源池を中心とした自然公園です。その西岡水源池は、札幌市内を流れる月寒川を堰き止めた水源池です。

西岡水源池は、水道用として作られたものですが、既にその役目を終えています。それでも、デザインが特徴的な取水塔などが保全されて残っています。

ダムサイト

西岡水源池は、水量の少ない月寒川には見合わない大きな池です。そしてインレット部は湿原になっていて、水芭蕉などの花が咲く自然の楽園になっています。湿地帯には木道が整備されていますので、普通の靴で歩くことができます。池を一周することも可能です。

普段は歩かない人も、ちょっとしたハイキングをしてみてはいかがでしょうか。遊歩道は分岐して白旗山まで続くので、本格的なトレッキングも楽しめます。白旗山については、以下の投稿も参照してください。

蛍

また、7月上旬から8月上旬にかけて、西岡水源池のインレットとアウトレット部でヘイケボタルを見ることができます。北海道でホタルが見れる場所は少ないので貴重です。時間は午後7時から9時までが良く、雨上がりの蒸し暑い夜が良いそうです。

西岡水源池は広大な池なので、つい釣りをしたくなりますが禁漁です。ルールは守りましょう。

2.西岡公園管理事務所

地図は地図アプリ「日本周遊マップ」より

公園内には管理事務所があり、くつろぐことができます。コーヒーは100円(2018/6現在)ですから、公園を散策した後に寄ってみると良いでしょう。

その他、クッキーなどのお菓子や木工クラフト品も売っています。

また事務所の周辺は、休憩に適したベンチなども多いです。ランチを食べる場所にも困らないでしょう。

3.西岡青少年キャンプ場

西岡公園キャンプ場

出典:札幌市役所 公式

西岡公園と隣接して、キャンプ場が併設されています。このキャンプ場は一般的なものではなく、学校での利用や、青少年を主体とする団体などの利用を目的にしています。それでも、家族や町内会などの利用はできるようなので、確認してみてください。

テントは常設されているものを利用します。持ち込みはできません。大半のキャンプ用品が用意されているので、自分で用意するものは食料や食器、軍手、ゴミ袋などで済みます。キャンプ用品を持っていないけれどもキャンプをしたい場合に便利なキャンプ場です。

4.リンク

西岡公園の詳細については、以下のリンクで確認してください。