ラズベリーパイ zero で作ってみたい工作一覧
ラズベリーパイ zeroを使って電子工作をする場合、どのような作品を作成できるでしょうか。思いつくものを列挙してみました。
1.GPSロガーを作る
私は、ラズベリーパイ zeroを使う最初の工作として「GPSロガー」を選びました。これは、私がGPSと地図に関するコンテンツを扱っているからです。
スマートフォンでもできることですが、山ではスマートフォンを電話専用として使う方が良いと私は考えます。そして、今持っているGarminのGPSが古くなってきたため、GPSログを取る専用機が欲しくなりました。
世の中にはGPS受信パーツが実にたくさんあるので、自分好みのGPSロガーを作成できるでしょう。
ここで、今回使うGPSチップが到着しました。
秋月電子の製品で、ラズベリーパイ zeroのGPIOにピンが合わせてあるので、使いやすいです。これを使って、次回から工作を進めます。
2.簡易ディスプレイを接続する
ラズベリーパイ zeroにはHDMI出力がありますが、せっかくのコンパクトさを活かすためにも、小型液晶に出力させても良いでしょう。
特に16桁×2行のキャラクタディスプレイが世の中には多くあるので、利用してみましょう。
私もキャラクタディスプレイを2個持っているので、いずれ接続したいと思います。写真の液晶はGPIOへの接続が多数必要ですが、秋月電子のI2Cキャラクタ液晶であればGPIOのピンの使用も少なくてすむためおすすめです。
3.センサーを接続する
GPS以外にも、いろいろなセンサーがあります。例えば、温度、湿度、気圧、距離などのセンサーです。これらを組み合わせてラズベリーパイ zeroを使えば、計測器として役立ちます。
家の外に百葉箱(古い?)でも作って、マイアメダスみたいなものを作ると面白いと思います。
4.ラジコンを作る
出典:Youtube
モータードライバーICを使って、モーターの出力を制御したり、ステッピングモーターで進行方向を変えることによって、ラジコンを作ることができるでしょう。
コントローラーはスマートフォンを使います。Wi-Fi接続でリモートコントロールすると良いでしょう。
5.ドローンを作る
出典:pixabay
究極の電子工作は、ドローンの作成だと思います。4機のモーター出力を制御し、ジャイロによって前後左右への移動もできるはずです。ホバリングは気圧センサーなどを使います。
でも実際作ってみた人の記事を見ると、簡単ではないようです。いろいろ問題があるとは思いますが、それを解決していく楽しみがあるのが電子工作です。いつかやってみたいですね。
6.まとめ
昔はPICなどのマイコンを使って電子工作をする必要がありました。その工作は、プログラムが特殊なだけでなく、PICにプログラムを書き込むライターも必要で、敷居が高いものでした。
しかし、ラズベリーパイであれば、Windowsやスマートフォンのプログラム知識で電子工作ができます。ハンダ付けは慣れが必要ですが、実験だけであればブレッドボードを使い、ハンダ付けを省略できます。
みなさんも、ぜひラズベリーパイを使って電子工作をしてみてください。