Android Studioのクリーンインストール ～ ビルドエラーが解決できない時に試してみよう！

2022年9月1日

ハードディスクをSSDに換装してから、Android Studioでのビルドエラーが発生するようになりました。そのため、いろいろ調べて対策をしました。しかし、最終的に以下のメッセージが表示されて解決できません。

invalid LOC header (bad signature) error and solution
Could not initialize class com.android.tools.build.gradle.internal.profile.AnalyticsEnums

これらについても調べましたが、新規プロジェクトを作成しても出るので、Android Studioの環境に問題がありそうです。そうなると、再インストールした方が早く解決できそうです。

1.Windowsの「アプリと機能」からアンインストール

Windowsの「設定」にある「アプリと機能」からAndroid Studioをアンインストールして、それから最新のAndroid Studioをインストールします。しかし、これではまったく状況が変わりませんでした。

実は、Android Studioのアンインストーラーだけでは、クリーンな状態に戻せていません。しかし、注意して欲しいのは、アンインストール時の「Android User Setting」は削除の必要ありません。これまで初期化してしまうと、再設定が大変です。

2.アンインストール後、削除するファイル

Android Studioをアンインストールした後、以下の3つのフォルダを削除しました。ユーザーのフォルダへ移動して

.android
.gradle
AppData\Local\Android

を削除します。場合によっては、以下の2つのフォルダ、ファイルが存在して削除する必要があるようです。(ServerNote.NETさんの記事を参考にさせて頂きました)

.idea
.AndroudStudioX.X

そして、Android Studioを再インストールします。インストール後、必要なSDKなどを追加すれば、問題なくプロジェクトのビルドができるようになりました。

3.手詰まったらクリーンインストールが良さそう

今までの経験上、ネットで調べても解決できないような時は環境に不整合が起きていて、再インストールすることで解決できることが多いと感じます。どうしても手詰りの時は、クリーンインストールも試してみてはいかがでしょうか。

Android Studioの環境は複雑な上に常に仕様が新しくなり更新されます。一方、サポート停止になる機能も多く、時間が経つほど環境に不整合が出てきます。そのため、googleからの通知を見落とさないようにしなければなりません。

私はともかく、現役のプログラマさんは、面倒に思わずに仕様変更についてしっかりと対応しましょう。