マイナポイントをパソコン(PC)で取得する ~ カードリーダーを使った申請
2022年6月30日からマイナポイントの第2彈が始まりました。すでに申請済みの人も多いと思いますが、ガラケー(ガラホ)のユーザー、もしくはNFCが非搭載のスマートフォンユーザーは、マイナポイントの申請ができません。
しかし、パソコンをお持ちでしたら、マイナポイントの申請は行えます。そこで今回は、パソコンを使ったマイナポイントの申請方法を紹介します。例では、マイナポイント第1回が済んでいる場合で解説します。
1.必要な環境
パソコンでマイナポイントの申請をする場合は、WindowsパソコンかMACが必要です。また、使用するOSやブラウザにも条件があります。これら条件は申請処理の途中で提示されるので、インストールが不十分な場合は指示に従ってインストールしてください。
カードリーダーが必要
マイナンバーカードを読み取るカードリーダーが必要です。このハードルが高いと思います。確定申告をパソコンでする人は持っていると思いますが、普通は持っていない場合が多いでしょう。中古で手に入れるのも良いと思います。
2.マイナポイントの概要を知る
マイナポイントの概要を説明したサイトが用意されています。 今回はマイナポイント第1回が済んでいることを条件とするので、「すでに施策1に申込み済みの方はこちら」 タブを選択してください。
次に、iPhone、Android、パソコンの3つから選んで概要を説明するようになっているので、「パソコンで申込み」タブを選択してください。
すると、これから紹介する操作について説明されています。これで十分な人は、こちらでの紹介は必要ありません。でも、こちらも参考にすることで理解が深まると思いますので、ぜひ読んで参考にしてください。
3.健康保険証と公的受取口座の事前登録を済ませておく
少しややこしいですが、マイナンバーカードへの健康保険証の登録と公的受取口座の登録処理を前もって行った後で、マイナポイントにポイントをもらう申請を行います。これら3つの操作を行って初めてマイナポイントがもらえるのです。
そのため、マイナポイントの申請前に、健康保険証と公的受取口座の登録を済ませておきましょう。以下のそれぞれのサイトへ移動して、登録処理を済ませてください。
4.マイナポイントの申請
それでは、マイナポイントの申請を行います。以下のサイトへ移動します。
マイナポイントのトップページが表示されます。
「申込む」を押します。
必要なソフトウェアのインストール
「マイキーID作成・登録準備ソフト」と「マイナポイント・ブラウザ用拡張機能」がインストールされていないと、申請処理ができません。もし、インストールしていない場合は、それぞれインストールしてください。
マイナンバーカードの読み込み
カードリーダーにマイナンバーカードを挿入して、「はじめる」を押します。「個人カード ログイン画面」が表示されるので、利用者照明用電子証明書のパスワード4桁を入力してログインします。
キャンペーンの選択
今回の例では、マイナンバーカードの新規取得が済んでいることを前提にしているので、「健康保険証としての利用申込み」と「公金受取口座の登録」の2つにチェックを入れて、「2つ選んで次へ」を押します。
決済事業者の選択
決済事業者を選択します。マイナポイントでもらえるポイントは、決済事業者の提供するサービスへポイントとして付加されます。
マイナンバーカードの新規登録で使用した決済事業者がデフォルトで表示されます。同じ決済事業者を使う場合が多いと思われますので「OK」を押します。もし、決済事業者を変える場合は「修正」を押します。
決済事業者の用意した独自のアプリを使う場合は「決済サービスアプリから申込む」を押すのですが、通常はスマートフォンアプリなので、パソコンから押しても意味がありません。
決済サービス情報を入力
決済事業者から提供される決済情報を入力します。例の楽天カードであれば、楽天 e-NAVIから取得します。
入力したら、「次へ」を押します。
申込み内容の確認
申請内容を確認します。問題がなければ、「確認して次へ」を押します。
利用規約に同意する
利用規約に同意します。同意は2つあります。
同意するためのボタンはポップアップで表示されるので、キャプチャできませんでした。ご了承ください。
マイナポイント第二弾申請終了
これでマイナポイント第二弾の申請は終了です。お疲れさまでした。
5.パソコンでの申込みがおすすめ!
今回、パソコンでのマイナポイントの申請を行ってみて、スマートフォンよりもパソコンの方がずっとスムーズに処理できました。スマートフォンだとマイナンバーカードの読み取り失敗が良く起きますし、画面が狭くてマルチウインドウでもないので、内容の把握に手間取って時間がかかりました。
確定申告でもそうですが、スマートフォンよりもパソコンの方が快適に処理できます。ぜひ、カードリーダーを用意して、パソコンで処理してみてください。