千葉県の観光名所をご案内 ~ 日本周遊マップ ver 2.712リリース
地図アプリケーション「日本周遊マップ」のver 2.712を登録しました。今回は、千葉県特集です。千葉県には、どんな名所があるのでしょうか。見ていきましょう。
1.千葉県の観光名所
千葉県の観光名所というと東京ディズニーリゾートなどの施設型観光名所が有名ですが、自然を主体にした名所となると、あまりありません。房総半島は自然が豊かですが、のどかな自然という感じです。
そんな中、純粋な自然ではありませんが、鋸山を取り上げました。
鋸山は、標高329mの低山です。ここは昔、石切り場で、直角に切り取られた山が神殿のようにも見えます。そして、写真にあるように、地獄のぞきという展望台が用意されています。柵があっても怖すぎます。
鋸山は標高が低くロープウェイまで用意されているので、ハイキングの装備がなくても歩けます。しかし、山頂は少し離れた場所なので、ハイキング装備で行くと良いでしょう。
2.千葉県の温泉
千葉県は、房総半島を主に構成する県なので、温泉には恵まれているとは言いがたいです。しかし、付近は南関東ガス田が地下に存在しているため、それに付随した温泉があります。
白子温泉は、まさに南関東ガス田の中にある温泉で、地下2,000mから温泉をくみ上げています。お湯の温度は30度前後ですが、豊富な天然ガスを使って適温にする場所もあるようです。
温泉成分にはヨウ素も多く含まれており、うがい薬や消毒に使われています。
3.千葉県の滝
千葉県には、日本の滝100選に選ばれた滝がないのですが、名前の知られた滝があります。それは、以前に養老温泉を紹介した時に出てきた、栗又の滝と濃溝の滝です。
さらに、他にも美しい滝があります。
田代滝は、2条に水流が分かれて落ちる美しい滝です。
四方木不動の滝は、広い幅で岩肌を滑るように水が落ちる美しい滝です。滝つぼも美しいです。
このように、日本の滝100選に選ばれても不思議でない名瀑があります。どうして選ばれないの?と疑問はありますが、日本の滝100選が決して公正な選び方とは言えないので、入っていなくても嘆く必要はありません。いや、本当に某県などよりずっと美しい滝があると思います。
4.千葉県のビジターセンター
令和2年に、チバニアンという地質年代が加わりました。これは、約77万4千年前から12万9千年前の地質年代を表します。この時代には、地磁気の一番新しい逆転が起きたそうです。今は北がN極で南がS局ですが、過去何度も逆転しています。今も毎年ずれていて、いつかまた逆転するのでしょう。
その逆転が起きたことが分かる地層が、養老川の市原市田淵にあります。そして、近くにビジターセンターが設立されています。それがチバニアン ビジターセンターで、建物が今は仮設?なのかプレハブです。2026年度まで整備されるそうなので、立派なビジターセンターになるのではないでしょうか。
5.魅力的な3鉄道
千葉県には、ローカル鉄道がいくつもありますが、特に以下の3つの鉄道は、ローカル色が強いです。
小湊鐡道
小湊鐡道は、JR東日本の五井駅から上総中野駅までを結ぶ私鉄路線です。非電化・単線のローカル線で、キハ200系のレトロな気動車が使われています。
終点の上総中野駅で、いすみ鉄道と接続します。
いすみ鉄道
いすみ鉄道は、旧国鉄木原線を引き継いだ第三セクターの鉄道です。一見、小湊鉄道の一部だったのかと思わせますが、違うようです。こちらも旧式な気動車が使われていて、黄色の配色や旧国鉄の配色の車両が人気です。
上総中野駅とJR大原駅を結びます。 春の菜の花が咲く季節に乗りたいですね。
銚子電気鉄道
銚子電気鉄道は、JR銚子駅と外川駅を結ぶ私鉄路線です。経営難が幾度と報告されて、いろいろなアイデアで切り抜けていることをニュースで良く目にします。それでも、所有する電車が古くて故障が起こるなど、厳しい状況は続いています。
オフィシャルサイトのオンラインストアで応援しましょう。
6.千葉県に行こう!
千葉県の房総半島は、予想を超える自然が残されています。その自然を求めて、移住される方も多いようです。東京から遠いイメージだった房総半島が、東京湾アクアラインのおかげで、とても近くなりました。そのため、東京へ買い物に行くのも苦ではないことから、移住先として注目されています。
また、今回は紹介に入っていませんが、房総半島の海岸線にある観光地も充実しています。週末は、ぜひ千葉県に出掛けて、観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。